SBI証券でクレカ積立を始めたいけれど、カードはNLとゴールドのどっちがいいのか。
そこで手が止まっていませんか。
結論からお伝えします。
迷ったらNLで始めて、ゴールドは後から切り替えれば大丈夫です。
どっちで迷って始められないのが、いちばんの損です。
私は2022年にNLでクレカ積立を始め、翌年、固定費の計算が立ったタイミングで自分からゴールドへ切り替えました。
以後、年会費無料の条件である年間100万円の利用は毎年達成しています。
この記事では、NLで始めていい理由、ゴールドが有利になる条件(積立額が年間100万円に数えられない話)、そして私が切り替えを決めた固定費の計算式と、切り替えで実際に面倒だったことまでを、時系列の体験で書きます。
読み終わる頃には、「自分は今どっちを選べばいいか」「いつ切り替えを考えればいいか」の判断基準を持ち帰れるはずです。
クレカ積立はNLとゴールドどっち?迷ったらNLで始めていい
SBI証券のクレカ積立で候補になるのは、三井住友カード(NL)と三井住友カード ゴールド(NL)の2枚です。
本文では以下、NL・ゴールドと表記します。
どっちで始めるかで迷う必要はありません。
まずNLで始めて、必要になったらゴールドへ切り替えればいい。
私はそう考えています。
理由は2つあります。
1つ目は、NLからゴールドへの切り替えが後からできることです。
最初のカード選びは、一度きりの決断ではありません。
2つ目は、迷っている間も時間が過ぎていくこと。
積立は始めた月からしか積み上がらないので、カード選びで止まった期間は、そのまま積み立てなかった期間になります。
私自身、2022年にNLでクレカ積立を始めて、翌年ゴールドへ切り替えました。
NLで始めたことを後悔した場面は一度もありません。
いーしげどっちで作るか決められなくて、証券口座だけ作って止まってた
これは当時の私です。
かつての私と同じ場所で止まっている人にお伝えしたいのは、迷って始められない状態がいちばんの損だということです。
ゴールドのクレカ積立が有利になる条件|積立額は年間100万円に入らない
ゴールドの還元率が高いのは事実です。
ただし条件付きです。
2024年10月の改定以降、クレカ積立のポイント還元率は「前年にカードをいくら使ったか」で決まる仕組みになりました。
執筆時点の還元率は次のとおりです。
- ゴールド:前年100万円以上の利用で1.0%、10万円以上で0.75%、10万円未満は0%
- NL:前年10万円以上の利用で0.5%、10万円未満は0%
※積立の上限はどちらも月10万円。最新の条件は公式サイトで確認してください
※カード入会初年度は、前年の利用額に関係なく、NLは0.5%・ゴールドは1.0%で付与されます(1カードにつき1回限り。過去に同じカードを保有していた場合は初年度0%)
ここで見落としやすい点が1つあります。
クレカ積立の金額は、この「前年利用額」の集計に入りません。
年間100万円は、積立以外の買い物で使った額だけで数えます。
つまり、先にゴールドを作っても「修行」は楽にならないということです。
月10万円を積み立てても、100万円のカウントは0円のまま。
ゴールドの年会費5,500円(税込)が翌年以降永年無料になる条件も同じく年間100万円の利用なので、積立だけでは無料条件にも届きません。
ゴールドが有利になるのは、積立とは別に、日常の決済で年間100万円を使う見込みが立つ人です。
逆に言えば、その見込みがまだない段階でゴールドを持つ理由は薄い。
だからこそ、まずNLで始めていいのです。


三井住友カードをゴールドへ切り替えた私の時系列
私が三井住友カード(NL)を作ったのは2022年です。
近所のコンビニをよく使うので、タッチ決済のポイント還元とクレカ積立の2つが決め手でした。
還元の条件は変わることがあるので、最新は公式サイトで確認してください。
当時はまだ旧NISAの時代です。
NLでクレカ積立を始めて、そのまま1年ほど使いました。
ゴールドにするかどうかは、考えもしませんでした。
年間100万円を使う見込みがなかったからです。
転機は2023年の引越しでした。
独身寮から今の住まいに移り、家賃がクレジットカードで払えるようになったのです。
そこで初めて電卓を叩きました。
家賃6万円×12ヵ月で72万円。
水道光熱費が月2万円で24万円。
通信費が月1万円で12万円。
固定費だけで約108万円になり、年間100万円に届く計算が立ちました。
この概算は切り替え前の電卓計算です。
その後8ヶ月分を実測したところ、固定費は月9.6万円でした。
内訳は次の記事にまとめています。
→ 一人暮らしの生活費の内訳|40代独身が8ヶ月測った実額は月約28万円
それを確認してから、2023年2月に自分からゴールドへ切り替えました。
先に計算して、それから切り替える。
順番はこれだけです。
切り替え初年度の年会費5,500円は払っています。
永年無料になるのは年間100万円を使った翌年以降だからです。
それでも迷いませんでした。
クレカ積立の還元と、100万円達成で毎年もらえる10,000ポイントで、年会費を上回る計算が先に立っていたからです。
以後、年間100万円は毎年達成しています。
年会費は永年無料のまま、10,000ポイントを毎年受け取っています。
なお、積立額はカードを切り替えても変えていません(現在は月5万円です)。
カードを替えることと、積立や支出を増やすことは、別の話です。


ゴールド切り替えで面倒だったこと|審査・番号変更・Vpassの二重期間
切り替えはWEBで完結しました。
店舗に行く必要はありません。
ただ、無風だったわけではないので、実際に起きたことを書いておきます。
まず、切り替えにも審査があります。
私は問題なく通りましたが、「同じ会社のカードだから手続きだけ」ではありませんでした。
次に、カード番号が変わります。
公共料金や通信費など、カード払いにしていた固定費は、支払い先ごとに番号の登録し直しが必要でした。
固定費で100万円の計算を立てる使い方だと、この登録し直しの件数がそのまま手間になります。
いちばん地味に面倒だったのは、移行期のVpassです。
NLとゴールドの請求が別々に届く期間があり、両方を確認する必要がありました。



請求が2枚届いて、両方見るのが地味に面倒だった
どれも乗り越えられない話ではありません。
ただ、切り替え直後のひと月は「確認の手間が増える月」だと思っておくと、慌てずに済みます。
なお、申し込みの手順や、SBI証券での積立設定の手順は、この記事では書きません。
画面や条件は変わるので、申し込みと積立設定は公式サイトで確認するのが最新で確実です。
ゴールドへ切り替える目安は「固定費で計算が立ってから」
年間100万円は、頑張って使って達成する数字ではありません。
固定費で計算が立つかを確認する数字です。
100万円を12ヵ月で割ると、月あたり約8.3万円。
この額を「買い物を増やして」埋めようとすると、ポイントのために支出を増やす本末転倒が起きます。
10,000ポイントのために10万円多く使ったら、家計としては赤字です。
見るべきは固定費です。
家賃、水道光熱費、通信費、保険料。
毎月ほぼ同じ額で出ていく支払いをカードに寄せたとき、年間でいくらになるか。
毎月の固定費がすぐに出てこない場合は、家計簿アプリの1年分の記録で洗い出せます。
私はマネーフォワードMEで確認しています。
固定費のなかでも季節で大きく動くガス代を1年分並べた実額は、プロパンガスの一人暮らしは年8.3万円|賃貸で払った1年分の実額という記事に書きました。
私の場合は家賃がカード払いできるようになった時点で約108万円の計算が立ちました。
逆に、独身寮にいた頃は何をどう寄せても届かなかったので、切り替えを考えもしませんでした。



頑張って使うんじゃなくて、家賃で計算が立った
だから、目安はシンプルです。
固定費で計算が立ってから、切り替える。
立たないうちはNLのままでいい。
暮らしが変わって(引越し・家賃のカード払い対応など)計算が変わったら、そのときに見直せば間に合います。
これはあくまで私の判断の記録です。
ゴールドへの切り替えを含め、特定のカードや商品をすすめる意図はありません。
ご自身の固定費で計算してみてください。


まとめ
最後に、この記事の要点を整理します。
- クレカ積立のカード選びは、まずNLで始めていい。切り替えは後からできる
- 積立額は年間100万円の集計に入らない。先にゴールドにしても「修行」は楽にならない
- ゴールドが有利になるのは、日常の決済で年間100万円の見込みが立つ人
- その見込みは頑張って作るものではなく、固定費で計算が立つかで確認する
私の場合、引越しで家賃がカード払いになったことで計算が立ち、それから切り替えました。
切り替え自体はWEBで完結しますが、審査・カード番号の変更・Vpassの二重期間はある。
その心づもりだけしておけば十分です。
次の一歩は、口座やカードを作ることではありません。
まず、いまの固定費を書き出してみてください。
毎月の固定費に加えて、自動車税や車検のような不定期の支払いまで書き出す方法は、特別費は毎月いくら必要?一人暮らしの一覧表と挫折しない貯め方で詳しく書いています。
計算が立つかどうかで、あなたの答えは自然に決まります。
まず始めて、暮らしが変わったときに見直せばいい。
それで間に合います。










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