氷河期世代の老後について考えると、「このままで本当に大丈夫なのだろうか」と不安になることはありませんか。
非正規雇用や収入が伸びにくかった時期を経験してきた人ほど、年金や生活費のことを考えるたびに、将来への不安で気持ちが沈んでしまうことも多いと思います。
いーしげ僕も若い頃に正社員として働けなかったため、老後のお金については不安を感じるよ・・・
この記事では、氷河期世代が老後不安を抱えやすい理由と、今からできる備えについて整理します。
大切なのは、「氷河期世代だから老後破綻する」と決めつけてしまうことではなく、自分の年金見込み額や生活費を一つずつ確認しながら、現実を落ち着いて見つめていくことです。
この記事を読むことで、不安な気持ちを少しずつ落ち着かせ、自分なりに老後へ備えるための考え方が見えてくるはずです。
氷河期世代は本当に老後破綻しやすいのか
「氷河期世代は老後破綻しやすい」といった言葉を見て、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
私自身も氷河期世代の一人として、自分の老後の生活について時々考え込むことがあります。(執筆者:いーしげのプロフィール)
実際、就職氷河期に社会へ出た世代は、厳しい雇用環境の影響を受けやすく、非正規雇用や低賃金の時期を経験した方も多くいます。
私自身もその一人でした。
そのため、十分な貯蓄ができなかったり、将来受け取れる年金額に不安を抱えたりしやすい世代だと言えます。
ただし、ここで意識しておきたいのは、「氷河期世代だから必ず老後破綻する」と決めつけないことです。
老後の暮らしは、年金額、生活費、住まい、働き方などによって大きく変わります。
同じ氷河期世代でも、置かれている状況は一人ひとり異なります。
まずは老後不安を感じやすい背景を整理しながら、自分にとって本当に必要な備えを考えていくことが、不安を和らげる一歩になります。
氷河期世代が老後不安を抱えやすい理由
氷河期世代が老後不安を抱えやすい背景には、若い頃の厳しい就職環境があります。
厚生労働省の2023年資料でも、就職氷河期世代は前の世代に比べて非正規雇用の割合が高く、正規雇用に就きにくい傾向があることが分かっています。
(出典:厚生労働省「高齢期と年金をめぐる状況」)
若い頃に安定した仕事に就けなかったことが、その後の収入や年金への不安に、そのままつながってしまうんです。
一方、最近は改善の動きも見られます。
2024年の政府資料では、就職氷河期世代の中心層について、2019年平均と2023年平均を比べると、正規雇用が8万人増、役員が13万人増で、合計21万人増となっています。
(出典:内閣府・経済社会総合研究所「骨太方針2024」)
改善の流れはあるが、同じ資料では、正社員として働きたいのにやむを得ず非正規雇用で働いている方の課題も指摘されており、氷河期世代の老後不安がすぐに解消されるとは言いがたいのが現実です。
私自身も氷河期世代で、20代の頃は正社員として働けず、ずっと非正規雇用でした。
若い頃に思うように収入を伸ばせなかったことが、今になって老後資金や年金への不安につながっていると感じます。
ただし、ここで大切なのは、氷河期世代のすべての方が同じ状況にあるわけではないということです。
働き方や住まい、生活費の水準によって老後の見通しは変わります。
だからこそ、世代全体の傾向を知ったうえで、自分の状況を冷静に整理することが、落ち着いて備えるための第一歩になります。
氷河期世代でも老後破綻を避けるためにできること


氷河期世代だからといって、必ず老後破綻するわけではありません。
大切なのは、今のうちに自分の年金見込み額と生活費を把握しておくことです。
まず確認したいのは、将来受け取れる年金見込み額です。
「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用すれば、おおよその受給額を確認できます。
詳しい数字感は、65歳からの年金と生活費の実態でも整理しています。
仮に毎月の生活費が15万円で、年金見込み額が12万円であれば、毎月3万円の不足になります。
こうした差額を早めに知っておくと、老後の準備にぐっと取り組みやすくなります。
次に見ておきたいのが、今の生活費です。
老後不安というと年金額ばかりに目が向きがちですが、今の支出を把握しないと、必要なお金の全体像は見えてきません。
家賃、食費、水道光熱費、通信費など、毎月どのくらいかかっているのかを整理することで、老後の生活費の目安も考えやすくなります。
一般的な目安は、65歳以上の一人暮らしの生活費平均を参考にすると掴みやすいです。
例えば、不要なサブスクを見直すなど、小さな固定費から整理してみるのもおすすめです。
あわせて、老後で見落としやすい3つの出費も意識しておくと、想定外の支出に備えやすくなります。



老後資金と聞くとハードルが高く感じるけど、まずは「今のスマホ代」や「サブスクを見直す」といったことから始めよう!
その上で、不足が見込まれる場合は対策を考えます。
固定費を少し見直す、働き方を考える、副業や学び直しを検討するなど、できることは人それぞれです。
まずは、①年金見込み額の確認、②生活費の把握、この2つから始めてみましょう。
私自身も氷河期世代として将来への不安はありますが、年金受給額と生活費を確認していくうちに、不安が少しずつ和らいできました。
老後破綻という言葉に振り回されすぎないことが大切
氷河期世代という言葉と老後不安が結びつくと、どうしても将来を悲観的に考えてしまいがちです。
漠然とした不安を整理する考え方は、40代・50代から考える老後不安の整理でも触れています。
私自身も、年金や生活費のことを考えると、「20代のうちに正社員として働き、安定した収入を得られていたら」と過去を振り返ることがあります。
ただし、忘れないでおきたいのは「氷河期世代だから老後破綻する」と決めつけることではありません。
老後の暮らしは、年金額や生活費、住まい、働き方、人とのつながりなど、さまざまな要素によって変わります。
つまり、不安の大きさも人それぞれです。
不安をなくすことは難しくても、今のうちに自分の状況を整理しておくことで、老後への見え方は少しずつ変わっていきます。


収入と支出を把握し、必要な備えを考えていくことは、将来への不安を和らげる確かな一歩になります。
氷河期世代は、私のように若い頃に安定した仕事に就きにくい方が多かったため、老後への不安を感じやすい世代だと思います。
それでも、悲観しすぎず、現実を整理しながら一歩ずつ備えていくことが、一人老後を落ち着いて暮らすための土台になるのではないでしょうか。



「老後破綻」なんて言葉に焦らなくて大丈夫。僕と一緒に、自分のペースで準備を進めていこう。
まとめ
氷河期世代は、若い頃の厳しい就職環境の影響を受けやすかった分、老後のお金に不安を感じやすい世代だと思います。
私自身も、年金や生活費のことを考えると、将来への不安で胸がいっぱいになることがあります。
ただし、氷河期世代だからといって、必ず老後破綻するわけではありません。
まず取り組みたいのは、今のうちに自分の年金見込み額と生活費を把握しておくことです。
老後への備えは、全て一度に行う必要はありません。
まずは今の状況を知り、できることから少しずつ準備を進めていくことが、一人老後を安心して暮らすための土台になります。
焦らなくて大丈夫です。自分のペースで、一歩ずつ備えていきましょう。






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